物件は、ご主人様の生まれ育った鉄筋コンクリート造で空き部屋になっていた「離れ」。
雑多なものが置かれている倉庫になっていたが、住宅にリノベーションした。
「離れ」は、一階部分は農業を営む親世帯の農機具置き場となっており、二階がメインの居住スペースになっている。内部の間仕切りをすべて取り去り、一室のリビングに変え、一階にはエントランスホールとプライベートルーム(MBR、CHR)、水回りが備わっている。一階の高い天井を利用して、子ども部屋に机・クローゼット・ロフトを組合わせた基地のような空間を造作し、ご夫婦と共にペンキと珪藻土塗りのDIYを行った。リビングには、飲食店のような無骨なデザインのキッチンが、存在感を放っている。がらんどうの倉庫が、見違えるほど綺麗になり、住宅として生まれ変わることができた。

PROJECT DATA

構造
鉄筋コンクリート造
面積